「家の近くの保育園はどこ?」「どの区に保育園が多い?」「区ごとの競争状況は?」
この記事では、札幌市10区の保育園・認定こども園・小規模保育園の概況を区別に整理しています。各区の全園データ・倍率・エリアごとの競争状況は、各区の詳細ページからご確認ください。
札幌市の保育園の種類と施設数
札幌市の認可保育施設は以下の種類があります。
| 施設の種類 | 対象年齢 | 特徴 |
|---|---|---|
| 認可保育所 | 0〜5歳 | 国の基準を満たした施設 |
| 認定こども園(保育部分) | 0〜5歳 | 保育と幼稚園機能を持つ。近年急増中 |
| 小規模保育事業 | 0〜2歳 | 定員6〜19名の小規模施設 |
| 家庭的保育事業 | 0〜2歳 | 保育者の自宅等で少人数を保育 |
| 事業所内保育事業(地域枠) | 0〜5歳 | 企業設置・地域枠あり |
近年は「幼保連携型認定こども園」が急増しており、純粋な「保育所」と「幼稚園」の区別は実態として薄れています。
区別マップ・概況一覧
2026年のデータをもとにした区別の概況です。
| 区 | 施設数 | 1歳倍率 | 競争感 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 西区 | 約40施設 | 約3.4倍 | 🔴 最激戦 | 発寒・琴似・西野エリアに子育て世帯が集中 |
| 豊平区 | 62施設 | 約3.2倍 | 🔴 激戦 | 月寒・平岸・西岡の人気住宅地 |
| 南区 | 32施設 | 約3.0倍 | 🔴 激戦 | 澄川・真駒内は激戦。郊外エリアは余裕あり |
| 厚別区 | 33施設 | 約2.5倍 | 🟡 やや激戦 | 新札幌周辺に施設が集中 |
| 白石区 | 58施設 | 約2.3倍 | 🟡 やや激戦 | 東札幌・菊水・北郷エリア |
| 手稲区 | 40施設 | 約2.3倍 | 🟡 やや激戦 | 前田エリアに人気施設集中 |
| 北区 | 79施設 | 約2.25倍 | 🟡 中程度 | 全市最多施設数。エリアにより差大 |
| 中央区 | 約40施設 | 約1.8倍 | 🟢 中程度 | 「最難関」は誤解。施設数増加で倍率低下 |
| 東区 | 73施設 | 約1.5倍 | 🟢 入りやすい | 施設数多く受入キャパ大 |
| 清田区 | 28施設 | 約1.5倍 | 🟢 入りやすい | 0歳は倍率0.82倍。全市最入りやすい |
⚠️ 倍率は2026年4月入所の1歳クラスを集計した参考値です。施設によって大きく異なります。
各区の詳細
西区 {#nishiku}
1歳倍率:約3.4倍(全市最激戦)
発寒・琴似・西野エリアに子育て世帯が集中しており、全市で最も競争が激しい区です。「認定こども園森のタータン保育園宮の沢」は1歳の受入枠がゼロにもかかわらず67人が申し込んでいます。
主なエリア:発寒、琴似、西野、二十四軒、宮の沢
豊平区 {#toyohiraku}
1歳倍率:約3.2倍(全市2位)
月寒・平岸・西岡の人気住宅地に子育て世帯が集中しています。「こども園・ひかりのこさっぽろ」は1歳クラスで全市最高の34倍を記録しています。
主なエリア:月寒、平岸、西岡、中の島、美園、豊平
南区 {#minamiku}
1歳倍率:約3.0倍(全市3位)
「南区は入りやすい」というイメージがありますが、澄川・真駒内エリアは激戦(約3倍)です。定山渓・藤野など郊外エリアは余裕があります。
主なエリア:澄川、真駒内、藤野、石山、川沿、定山渓
厚別区 {#atsubetsuku}
1歳倍率:約2.5倍(全市4位)
施設数が少ないため申込が特定施設に集中しやすく、「ひばりが丘明星幼稚園」(24倍)など高倍率施設があります。もみじ台・上野幌エリアは比較的余裕あり。
主なエリア:厚別中央、ひばりが丘、もみじ台、新札幌、上野幌
白石区 {#shiroishiku}
1歳倍率:約2.3倍(全市タイ5位)
東札幌・菊水・北郷エリアに施設が分布しています。「白石区保育・子育て支援センター」(18倍)など高倍率施設がある一方、北郷外縁部は比較的余裕あり。
主なエリア:東札幌、菊水、北郷、南郷通、米里、川下
手稲区 {#teineku}
1歳倍率:約2.3倍(全市タイ5位)
前田エリアの人気施設(おおぞら幼稚園・まえだ認定こども園)に申込が集中しています。曙・山口・稲穂エリアは比較的余裕があります。
主なエリア:前田、稲穂、新発寒、曙、星置、手稲本町、富丘
北区 {#kitaku}
1歳倍率:約2.25倍(全市7位)・施設数79(全市最多)
全市最多の施設数を誇りますが、新琴似エリアの人気施設(はなぞの・こうほく・アスク新琴似)への集中が激しいです。あいの里・篠路・拓北エリアは受入が申込を大幅に上回る穴場施設も。
主なエリア:新琴似、新川、屯田、麻生、太平、拓北、あいの里、篠路
中央区 {#chuoku}
1歳倍率:約1.8倍(全市8位)
「中央区が最難関」というイメージがありますが、施設数の増加により倍率は10区中8位と中程度です。ただしNOVAバイリンガル(14倍)・桑園幼稚園(19倍)など施設単位では激戦もあります。
主なエリア:大通、桑園、円山、山鼻、幌南
東区 {#higashiku}
1歳倍率:約1.5倍(全市タイ最低)
施設数73と多く、受入キャパが大きいため競争が緩やかです。北40条以北・丘珠・中沼エリアは受入が申込を上回る施設もあります。
主なエリア:元町、北37条以北、東苗穂、丘珠、東雁来、苗穂
清田区 {#kiyotaku}
1歳倍率:約1.5倍(全市タイ最低)・0歳倍率0.82倍(全市唯一1倍未満)
全市で最も入りやすい区の一つです。0歳クラスは申込数が受入数を下回っており、特に0歳入園を検討している方に最もおすすめの区です。
主なエリア:清田、平岡、北野、里塚、美しが丘
保育園を探すときの3ステップ
ステップ① 自分の点数を把握する
希望施設を選ぶ前に、自分の利用調整指数(点数)を把握しておきましょう。点数が低いと、倍率が低い施設でも落選することがあります。
ステップ② 通える範囲の施設の倍率を確認する
区全体の倍率だけでなく、希望する施設の個別の倍率を確認することが最も重要です。同じ区内でも施設によって数倍〜数十倍の差があります。
各区の全園データリンクから「受入数」と「申込数」を確認し、倍率を計算してみましょう。
ステップ③ 第5希望まで倍率を分散させて記入する
倍率が高い施設2〜3本と倍率が低い施設2〜3本を組み合わせて5施設を記入しましょう。激戦施設だけを5つ並べると全滅リスクが高まります。
まとめ
札幌市10区の保育園概況をまとめます。
激戦区(倍率3倍以上)
- 西区(約3.4倍)・豊平区(約3.2倍)・南区(約3.0倍)
やや激戦(倍率2.3〜2.5倍)
- 厚別区・白石区・手稲区
中程度〜入りやすい(倍率1.5〜1.8倍)
- 北区・中央区・東区・清田区
保育園探しは「区のイメージ」ではなく「施設ごとのデータ」で判断することが大切です。各区の全園データページで実際の受入数・申込数を確認してから希望施設を選びましょう。
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※本記事の倍率は札幌市が公表した令和7年11月21日更新の「各園の受入予定・申込状況」をもとに筆者が全施設を集計・分析したものです。最新情報は必ず各区の健康・子ども課にご確認ください。



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