【2026年版】札幌市の保育園に落ちたらどうする?二次調整・育休延長・随時入園を徹底解説

保育園

保留通知を受け取って、頭が真っ白になった方へ。

大丈夫です。落ちた後にとる行動次第で、状況は大きく変わります。

この記事では、二次調整・育休延長・随時入園など、結果通知後に今すぐとるべき行動を時系列と区別データをもとに解説します。


「保留」と「不承諾」の違いをまず確認

通知書の種類によって次の行動が変わります。

通知の種類意味次の行動
入所承諾いずれかの施設に内定施設に連絡・入所手続き
保留希望施設すべて定員オーバーで待機中二次調整へ。希望施設を見直す
不承諾保育の必要性が認定されなかった等区役所に理由を確認

「保留」はまだ選考が続いている状態です。諦める必要はありません。

保留通知は必ず保管する

育休延長やハローワークへの申請で「保育所に入れなかった証明」として必要になります。初回調整時および4月1日入所保留時のみ送付されるため、紛失した場合は区の健康・子ども課に再発行を依頼してください。


二次調整の仕組みと活用法

二次調整は2月頃に行われます。一次選考で内定辞退が出た施設の空き枠を対象に、改めて点数順で選考が行われます。

二次調整の特徴

  • 一次で保留になった方は自動的に対象となる(手続き不要)
  • 希望施設を変更・追加したい場合のみ区役所に連絡が必要
  • 一次調整と同じく点数順に決まる(先着順ではない)
  • 空き枠の数は一次より少なくなるが、倍率が下がる施設もある

区別の入りやすさ(2026年実データ)

2026年の全施設申込データから算出した1歳クラスの区別倍率です。体感ではなく実際の数字です。

1歳倍率二次調整・随時での難易度
西区約3.4倍🔴 最激戦。空きが出にくい
豊平区約3.2倍🔴 激戦。エリアによって差あり
南区約3.0倍🔴 激戦。澄川・真駒内は特に厳しい
厚別区約2.5倍🟡 やや激戦
白石区・手稲区約2.3倍🟡 施設によって差が大きい
北区約2.25倍🟡 あいの里・篠路エリアは比較的空きあり
中央区約1.8倍🟢 区全体では中程度
東区約1.5倍🟢 比較的空きが出やすい
清田区約1.5倍🟢 0歳は倍率0.82倍。最入りやすい区

よくある誤解を訂正します

「中央区・北区が激戦、南区・清田区が入りやすい」は誤りです。

実データでは、最激戦は西区・豊平区・南区で、最も入りやすいのは清田区・東区です。中央区は10区中8位(約1.8倍)で、「最難関」というイメージは2026年のデータと一致しません。

私自身が保活を経験した際も、区のイメージと実態のズレを実感しました。必ずデータで確認することをおすすめします。


二次調整で入所確率を上げる3つのコツ

コツ① 穴場施設に希望を変更・追加する

同じ区内でも施設によって倍率が大きく異なります。二次調整では「受入数>申込数」の施設を積極的に希望に加えましょう。

各区の穴場施設の例:

穴場エリア・施設の傾向
北区あいの里・篠路・拓北エリア(受入17人・申込3人の施設も)
東区北40条以北・丘珠・中沼エリア
清田区里塚・美しが丘エリア
厚別区もみじ台・上野幌エリア

👉 各区の全施設倍率データを確認する

コツ② 区をまたいで隣接区の施設も候補に加える

居住区だけに絞る必要はありません。通勤経路上にある隣接区の施設も希望に加えることで選択肢が広がります。

激戦区に住んでいる方は特に有効です。

居住区検討する隣接区
西区(約3.4倍)手稲区(約2.3倍)の前田・稲穂エリア
豊平区(約3.2倍)中央区(約1.8倍)・清田区(約1.5倍)
南区(約3.0倍)豊平区の外縁部(中の島・美園エリア)

コツ③ 小規模保育事業も候補に加える

大規模施設への申込が集中する一方、小規模保育事業(定員6〜19名)は比較的空きが出やすい施設があります。0〜2歳が対象で、3歳以降の転園先を確認した上で検討しましょう。


育休を延長する場合の手続き

二次調整でも保留になった場合、育休の延長を検討する方が多いです。

延長できる期間

段階延長できる期間
子どもが1歳時点で入所できない場合1歳6か月まで延長可能
1歳6か月時点でも入所できない場合2歳まで延長可能

延長に必要なもの

勤務先とハローワークに保育所入所保留通知書(不承諾通知書)を提出します。

重要: 令和8年4月1日以降に入所した方は、入所月の翌月同日までに復職が必要です(例:4月入所→5月1日までに復職)。育休延長と復職期限の管理は早めに勤務先と確認しておきましょう。


随時入園(年度途中)を狙う

4月に入れなくても、年度途中に空きが出ればその都度入所できます。

札幌市では毎週金曜日を締切として随時調整が行われ、転出・退所などで空きが出た施設に点数順で入所が決まります。

空きが出やすい時期

時期空きの出やすさ理由
6〜7月やや出やすい転勤・異動シーズン後の退所
8〜9月比較的出やすい夏の転勤・育休延長の取り消し
10〜11月やや出やすい秋の転勤・家庭事情の変化

空き情報の確認方法

年度途中の空き状況はウェブ非公開のため、希望施設がある区の健康・子ども課に直接電話して確認してください。

電話番号
中央区011-205-3354
北区011-757-2563
東区011-711-3214
白石区011-861-0336
厚別区011-895-2499
豊平区011-822-2473
清田区011-889-2051
南区011-522-5780
西区011-621-4242
手稲区011-688-8597

空きが出た場合は電話で事前連絡がありますが、連絡が取れない場合は次点の方が優先されます。希望施設がある区の番号を登録しておき、常に電話に出られる状態にしておきましょう。


つなぎの保育を探す

認可保育所に入れない間も、子どもを預ける選択肢があります。

認可外保育施設
一定の条件を満たせば無償化補助(月額37,000円上限)の対象になる場合があります。認可保育所の選考とは別に申し込めるため、並行して探しておきましょう。

企業主導型保育事業
企業が設置する保育施設で、地域枠があれば外部の方も利用できます。認可保育所の選考とは無関係に申し込めます。

一時保育・定期利用保育
就労等の事情がある場合に利用できます。「定期利用」として毎週一定の曜日・時間で継続利用できる施設もあります。


来年度に向けて今からやること

① 9月以降の申込みで翌年4月入園を同時申請する

9月以降に随時調整の申込みをする際、翌年4月入所の希望園確認票も合わせて提出できます。 来年度の4月入園に向けた準備を並行して進められます。

② 落ちた原因を分析する

同じ戦略を繰り返しても結果は変わりません。以下を確認しましょう。

  • 希望施設の倍率が高すぎなかったか
  • 加点の申告漏れがなかったか
  • 第5希望まで書いていたか
  • 区全体の倍率が高い区だったか

👉 保育園に入れない家庭の共通パターンと改善策

③ 点数アップの可能性を確認する

  • 就労時間を増やせるか(月80時間以上・20日以上で点数アップ)
  • 育休明け加点(+40点)は来年度も使えるか
  • 兄弟在園加点(+80点)が来年度は使えるか

👉 点数シミュレーターで確認する


よくある疑問Q&A

Q. 落ちた区役所に怒鳴り込んでもいい?

おすすめしません。利用調整は点数順という公正なルールで行われており、区役所の担当者に裁量はありません。相談窓口として活用し、「空きが出やすい施設はどこか」「点数の確認に加点漏れがないか」を確認する場として使いましょう。


Q. 保育園に入れない間、働き続けることはできる?

認可外・企業主導型・一時保育を活用しながら働き続けることは可能です。ただし保育料が割高になるケースが多いため、費用面での計算も必要です。


Q. 育休を延長すると給付金は減る?

育児休業給付金は1歳以降も延長できますが、180日以降は給付率が67%→50%に下がっています。詳細はハローワークに確認してください。


Q. 保育園に入れなかったことを会社に伝えるのが恥ずかしい

保育園の倍率は保護者の努力とは無関係な制度上の問題です。「保育所入所保留通知書」という公的な書類があるため、会社側も法的に対応できます。恥ずかしいことではありません。


まとめ:落ちた後のロードマップ

1〜2月(結果通知直後)

  • 保留通知を保管する
  • 二次調整の希望施設を見直す(穴場施設・隣接区を追加)
  • 育休延長の手続きを勤務先に確認する

2月(二次調整)

  • 倍率の低い施設・区をまたいだ施設に希望を変更・追加して参加

3月〜4月以降(随時調整)

  • 区の健康・子ども課に1〜2週間おきに空き状況を電話確認
  • 認可外・一時保育をつなぎとして活用

通年(来年度に向けて)

  • 9月以降の随時申込みで翌年4月入園を同時申請
  • 落ちた原因を分析して点数・戦略を見直す

諦めずに行動し続けることが、保活で最も大切なことです。


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※本記事は札幌市発行「認可保育所等入所案内(令和7年10月発行)」および2026年4月入所申込データをもとに作成しています。最新情報は必ず各区の健康・子ども課にご確認ください。

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