札幌市北区で保育園を探していると、こんな疑問が出てきませんか?
- 北区は保育園に入りやすい?入りにくい?
- 麻生・新琴似・新川・屯田エリアの実際の競争はどのくらい?
- あいの里や篠路なら入りやすいって本当?
- 北区の保活はいつから始めればいい?
この記事では、令和8年4月入園の実際の申込データをもとに、北区の保育園事情をエリアごとに詳しく解説します。
北区はどんな街?子育て環境の特徴 {#地域の特徴}
北区は札幌市の北側に位置し、麻生・新琴似・新川・太平・屯田・篠路・拓北・あいの里・茨戸など、広範囲にわたる住宅地が広がる大きな区です。人口・面積ともに札幌10区の中で上位に入り、子育て世帯の数も市内最多クラスです。
交通アクセス
- 地下鉄南北線:北24条・北34条・麻生の各駅が区内にある(麻生が終点)
- JR学園都市線(札沼線):新琴似・太平・百合が原・篠路・拓北・あいの里教育大・あいの里公園など複数の駅が走る
- バス路線も充実しており、地下鉄やJRが通らないエリアもカバー
生活環境
- 北海道大学のキャンパスが区の南端に隣接
- 百合が原公園など子どもが遊べる緑地が豊富
- 区内各地にショッピング施設・医療機関が点在
- 子育て支援センター(ちあふる・きた)や児童館が区内複数か所に設置
人口が多い分、保育園の需要も高く、エリアによって競争の激しさに大きな差があります。
北区の保育施設の種類 {#施設数}
| 種類 | 特徴 | 対象年齢 |
|---|---|---|
| 認可保育所 | 国の基準を満たした保育園。保育料は世帯収入に応じて決まる | 0〜5歳 |
| 認定こども園 | 幼稚園と保育園の機能を合わせた施設 | 0〜5歳 |
| 小規模保育事業 | 定員6〜19名。認可保育所より入りやすいことが多い | 0〜2歳 |
| 認可外保育施設 | 認可基準外だが一定の保育を提供する施設 | 園による |
北区は面積が広い分、施設数も10区の中で多いほうです。ただし、施設の多くは新琴似・新川・麻生周辺に集中しており、あいの里・茨戸など北部は施設の選択肢がやや少なめです。
北区全体の入りやすさ:申込データから見えること {#入りやすさ}
令和8年4月入園の申込状況(北区・主要園)
令和7年11月時点の申込データをもとに、北区の各園の状況をまとめました。
※「受入」は受入予定数、「申込」は申込者数です。申込が受入を大幅に上回っている園は競争が激しい状態です。
1歳クラスの申込状況(競争が激しい順)
| 園名 | エリア | 受入予定 | 申込数 |
|---|---|---|---|
| 認定こども園はなぞの | 新川 | 9 | 67 |
| 認定こども園こうほく | 新琴似 | 10 | 44 |
| しんことに清香こども園 | 新琴似 | 3 | 31 |
| 新琴似南保育園 | 新琴似 | 7 | 31 |
| (仮称)アスク新琴似こども園 | 新琴似 | 1 | 30 |
| 麻生保育園 | 麻生 | 7 | 26 |
| 白楊みどり保育園 | 麻生周辺 | 4 | 28 |
| 札幌市北区保育・子育て支援センター | 麻生周辺 | 7 | 27 |
| 認定こども園太平あずさ保育園 | 太平 | 8 | 27 |
| 幌北中央保育園 | 麻生周辺 | 3 | 18 |
新川エリアの「認定こども園はなぞの」は1歳クラスの申込数が67件で、受入予定9名に対して約7.4倍という北区最激戦の状態です。新琴似・麻生周辺の人気園も軒並み申込数が受入予定の3〜5倍となっています。
比較的余裕がある園(0・1歳クラス)
| 園名 | エリア | 0歳受入→申込 | 1歳受入→申込 |
|---|---|---|---|
| 認定こども園あいの里せせらぎ保育園 | あいの里 | 11→2 | 17→3 |
| あいの里保育園 | あいの里 | 9→2 | 3→4 |
| 認定こども園あいの里 | あいの里 | 9→5 | 17→12 |
| あいの里大藤幼稚園 | あいの里 | 6→2 | 6→3 |
| ドリームキッズ保育園 | 東茨戸 | 3→3 | 6→3 |
| はぐくみ保育園 | 麻生周辺 | 8→1 | 1→0 |
あいの里エリアは0・1歳クラスともに申込数が受入予定を下回っている園が複数あり、北区内では最も入りやすいエリアです。
年齢・クラス別の傾向
| クラス | 入りやすさ | コメント |
|---|---|---|
| 0歳クラス | △ やや難しい | 園によって差が大きい。人気園は0歳でも激戦 |
| 1歳クラス | × 激戦 | 北区で最も競争が激しい。新川・新琴似は特に厳しい |
| 2歳クラス | △ やや難しい | 1歳よりやや余裕あり |
| 3歳以上 | ○ 比較的入りやすい | 定員枠が増えるため空きが出やすい |
エリア別の申込状況と保育園事情 {#エリア別}
新川・宮の沢エリア ★★★ 最激戦
「認定こども園はなぞの」(新川1-2)は1歳クラスの申込67件で北区ワースト1位。 受入予定9名に対して7倍超の申込があり、第1希望にするのはかなりのリスクです。同じ新川エリアの「新川北保育園」(1歳申込24)、「札幌市新川保育園」(1歳申込21)も厳しい状況です。
保活のポイント: 新川エリアを希望するなら、はなぞのは第2〜3希望以降に置き、入りやすい小規模保育施設を第1希望にする戦略が現実的です。
新琴似エリア ★★★ 激戦
新琴似は北区内でも特に保育需要が集中するエリアです。「認定こども園こうほく」の1歳クラスは受入10名に対して申込44件、「しんことに清香こども園」は受入3名に申込31件と、人気園への集中が際立っています。「新琴似南保育園」(1歳申込31)、「アスク新琴似こども園」(1歳申込30)も激戦です。
一方で「スクルドエンジェル保育園新琴似園」(1歳申込4)、「きずな麻生保育園」(1歳申込8)など、比較的落ち着いた園もあります。有名・大型の園に希望が集中している一方で、同じエリア内でも穴場の園が存在します。
保活のポイント: 申込状況を確認したうえで、有名園だけでなく競争が比較的少ない園も候補に入れましょう。
麻生・麻生周辺エリア ★★☆ やや激戦
地下鉄南北線の終点「麻生駅」周辺は、共働き世帯の多い利便性の高いエリアです。「麻生保育園」(1歳申込26)、「白楊みどり保育園」(1歳申込28)、「幌北中央保育園」(1歳申込18)は厳しい状況ですが、「エンジェル保育園」(1歳申込5)、「はぐくみ保育園」(1歳申込0)など競争が緩やかな園もあります。
保活のポイント: 麻生エリアは有名園への集中が顕著なため、申込状況を比較して希望順を工夫することが重要です。
屯田エリア ★★☆ やや激戦
計画的に整備された大規模住宅地で、「屯田桃の花こども園」(1歳申込22)、「認定こども園太陽こころ幼稚園」(1歳申込16)、「屯田保育園」(1歳申込13)など、人気園への申込集中が見られます。ただし、「認定こども園おーるまいてぃ屯田園」(1歳申込2)など比較的余裕のある園もあります。
保活のポイント: 屯田内だけで候補を探すと選択肢が絞られます。篠路・太平エリアまで広げると選択肢が増えます。
篠路エリア ★★☆ やや激戦〜標準
「認定こども園こころ篠路保育園」(1歳申込16)、「篠路高洋保育園」(1歳申込21)、「認定こども園サンクパール幼稚園」(1歳申込19)と一定の競争はありますが、麻生・新琴似に比べると申込数は落ち着いています。「認定こども園篠路中央保育園」(1歳申込7)は比較的余裕があります。
あいの里・茨戸エリア ★☆☆ 比較的入りやすい
北区の中で最も入りやすいエリアです。「認定こども園あいの里せせらぎ保育園」(0歳受入11→申込2、1歳受入17→申込3)、「あいの里保育園」(0歳受入9→申込2)など、受入予定を下回る申込数の園が複数あり、0歳から入園できる可能性が高いエリアです。「ドリームキッズ保育園」(東茨戸)も0・1歳クラスともに余裕があります。
ただし近年ファミリー転入が続いており、需要は増加傾向にあります。「あいの里だから絶対入れる」と過信せず、早めに動くことをおすすめします。
北区の保活を成功させる4つのコツ {#保活のコツ}
① 新川・新琴似・麻生エリアなら希望は最大5園をフル活用する
実際の申込データを見ると、人気園は受入予定の3〜7倍の申込が集まっています。特に新川・新琴似エリアは1園に申込が集中する傾向があり、1〜2希望だけでは落選リスクが非常に高いです。札幌市は最大5園まで希望を出せるため、5枠をすべて使って通える範囲の施設をリストアップしましょう。
② 0歳入園を真剣に検討する
1歳クラスは0歳で入らなかった家庭が一斉に申込む「1歳の波」があり、北区は特にその影響が大きいエリアです。育休の取り方に柔軟性があるなら、0歳(生後57日〜)での申込みを検討する価値があります。 0歳クラスは1歳と比べて申込数が大幅に少ない園が多く、内定しやすい傾向があります。
③ 小規模保育施設を活用する
北区内にも小規模保育施設(0〜2歳対象、定員19名以下)が複数あります。新琴似エリアの「きずな新琴似保育園」「新琴似にじのいろ保育園」「美友希保育園」など、大型認可保育所に比べて競争が少ない施設が狙い目です。2歳で卒園になるため、3歳以降の入園先を並行して探す必要はありますが、まず入園できる場所を確保するうえで有効な戦略です。
④ あいの里・茨戸も視野に入れる
「北区内でしか探していない」というよりも、エリアの壁を取り払って考えるのが重要です。JR学園都市線沿線のあいの里エリアは申込状況が落ち着いており、北区内で最も入りやすいエリアです。都心から距離はありますが、JRを活用した通勤ルートと合わせて検討する価値があります。
北区の子育て支援施設・相談窓口 {#支援施設}
保育園の申込みに関する相談は、札幌市北区役所の子育て・保育担当窓口で対応しています。
北区の主な子育て支援施設
- ちあふる・きた(北区子育て支援センター):麻生エリアにあり、育児相談・一時預かり・親子交流の場として利用できます
- あいの里子育て支援センター:あいの里エリアの子育て世帯が利用できます
- 北区内の児童館:太平・屯田・篠路など各エリアに複数あり、子育てサロンを開催しています
- 北区保健センター:乳幼児健診・育児相談の窓口
よくある質問 {#faq}
Q. 北区で最も保育園に入りにくいエリアはどこですか?
A. 実際の申込データを見ると、新川・新琴似エリアが最も激戦です。「認定こども園はなぞの」の1歳クラスは申込67件(受入9名)と北区最多。次いで新琴似の主要園も申込30件超が続いています。
Q. あいの里は本当に入りやすいですか?
A. 令和8年4月入園のデータでは、あいの里の複数の園で受入予定を下回る申込数となっており、北区内では最も余裕があります。ただし近年の人口増加で需要は高まっているため、油断せず早めに動くことを勧めます。
Q. 北区で0歳入園するメリットはありますか?
A. 大きなメリットがあります。データを見ると、多くの園で0歳クラスの申込数は1歳クラスより大幅に少ないです。育休の柔軟性があるなら、0歳入園は有力な戦略です。
Q. 保活の相談はどこでできますか?
A. 北区役所の子育て・保育担当窓口で相談できます。自分の点数の目安や、希望園の申込状況について教えてもらえます。ちあふる・きたでも育児相談を受け付けています。
まとめ {#まとめ}
令和8年4月入園の申込データからわかった北区の保育園事情をまとめます。
- 新川・新琴似エリアが最激戦。はなぞの(1歳申込67件)を筆頭に、受入予定の3〜7倍の申込が集中している
- 麻生・屯田・篠路もやや激戦。人気園への集中が見られるが、同エリア内にも比較的余裕のある園がある
- あいの里・茨戸エリアが北区内で最も入りやすい。受入予定を下回る申込数の園が複数ある
- 1歳クラスが最も激戦。0歳入園・小規模保育の活用・希望園を広げる戦略が有効
- 申込状況は毎年変わるため、区役所で最新情報を確認することが大切
※掲載の申込データは令和7年11月21日時点(令和8年4月入園予定)の情報です。最終的な入園可否は利用調整指数(点数)によって決まります。施設数・申込状況は年度によって変わるため、最新情報は必ず札幌市公式サイトや北区役所でご確認ください。



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